「エロゲな日々」について、DLsiteの方で、「モアレが酷すぎる」という意見を2件ほど承りました。モノクロ２値で制作されたpsdファイルをpdfにそのまま変換した場合に、Adobe Reader上で画像の拡大縮小を行うと、モアレが発生しやすい模様です。申し訳ありません。

色々試行錯誤したところ、Adobe Reader上で、モアレの発生を抑えることが出来ましたので、ファイルをアップデートしました。宜しければ再ダウンロードの方お願いします。(DMMについても、アップデートの申請は行いましたが、まだ反映されておりません）

要するに、階調が連続的に変化するようなグレースケールに予め変換しておけば、ディスプレイ上におけるモアレは発生しにくくなるようです。

なお、試行錯誤の途中ですので、モアレの発生が抑制できたものの、多少のぼけ（にじみ）と、ファイル容量の増加が生じております。「モアレの発生を抑制しつつ」「ぼけ（にじみ）を低減し」「高解像度を確保しつつ」「ファイル容量を低減したもの」を作ることができ次第、再度アップデートします。

また、「エロゲな日々」以前の頒布作品についても、Adobe Reader上で拡大縮小を行うことで、大なり小なりモアレが発生する可能性があるので、方法を理解次第、アップデートする予定です。よろしくお願いします。（今後は、コミックスタジオで原稿を作成している漫画家さんには、印刷用のモノクロ２値のpsdと、DL頒布用のグレースケールで書き出したpdfの２つのファイルを納品して頂くことも検討しております）

既にモノクロ２値のpsdとして出力されたファイルに対しては、600dpiで作成されたモノクロ原稿の場合、台詞以外のレイヤーに対して1～2px半径のガウスぼかしをかけた上で、画像サイズを300dpiに縮小し、アンシャープマスクをかけることでシャープネスを上げて、さらに、zip圧縮かjpg圧縮をかければ良いようです。

@F_TSF 各電子書籍サイト様への納品データがそのまま売られることは少ない時代ですので処理の詳細については難しいところですが、元データがあるのでしたら文字と画稿を分けて文字にはぼかしをかけないようにすると読みやすいです。

— アンリちゃん (@unri_cyan) September 24, 2015